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“When we invented the personal computer, we created a new kind of bicycle…a new man-machine partnership…a new generation of entrepreneurs.” Steven Paul Jobs (1980)
自転車は人の代わりに仕事してくれるわけではなく、人の能力を高めてくれるもの。Steve Jobs(Apple創業者)は新たなコンピュータを作るときに、自転車に例えました。一般の人(経営者以外の人)は、これを至極当然と受け入れると思います。
ところが日々、利益追求に追われる経営者は、コンピュータやAIに、人間の代わりになる「安い労働力」を期待します(意識、無意識にかかわらず)。超忙しい現場のリーダーは、忙しさから逃れるために「自分たちの代わりに働いてくれる労働者」を期待します。この「勘違い」が近い将来、会社の命運(市場からの脱落)を決めることになるでしょう。
楽したいからAI、ではなく、「○○をやるにはコンピュータ、AIが必要」という明確な目的が無ければ、いずれあらゆる仕事がAIに取って代わられることになります。
自分としては、まず政府(総理大臣、閣僚)をAIにして欲しいですね。目標、ビジョンを持てないな人材は要らない。実務の原案は頭の良い官僚・役人たちが考えてくれれば良いし。。。
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